「やすらぎ」40号発刊にあたり

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慈光照護の下、門信徒の皆様におかれましてはご清祥にてお過ごしのこと大慶に存じ上げます。又、日頃より当寺護寺発展の為に並々ならぬご尽力を頂いておりますこと、重ねて御礼申し上げます。

寺報「やすらぎ」第40号を門信徒の皆様のお手元へお送りさせて頂きました。 さて、いよいよ来る10月1日より明年5月31日まで一日一座80日間にわたり、京都ご本山西本願寺にて、本願寺第25代専如門主伝灯奉告法要が厳修されます。当寺では既に御配布させていただきました通り、このご勝縁に遇わせて、今年の11月18日(金)~11月21日(月)の日程で第1団体参拝旅行として伝灯奉告法要参拝を含めた北陸方面の旅行、そして明年3月26日(日)~29日(水)の日程で第2団体参拝旅行として伝灯奉告法要参拝を含めた関西方面(希望プラン付き)の旅行を計画しております。どうぞ、新しい御門主様の誕生を皆さんと、京都の地でお祝い致したいと思いますので、たくさんの御参加、御参拝を期待しております。尚、近年のお寺の旅行に際し、親子でご参加下さったり、本州に居住しておられる息子さん、娘さんと途中で合流して、一緒に行程を楽しむという方々も増えております。出来るだけご要望にお応えしたいと考えておりますので、お気軽にお寺にご相談下さい。

時の経つのは本当に早いもので、もうお盆を迎えるという時節となりました。今年も、叔父や法務員さんにお手伝いをいただき、8月11日まで門信徒の皆様のお宅へお盆参詣をさせていただきます。例年通り、12日の午前中に役員総会を開催し、お昼頃に役員総出で里塚の安楽寺六角堂へお詣りさせていただきます。13日から16日の午前中まで、納骨堂にお詣りされる皆様と共に先人をお偲びさせていただきます。16日の午後1時よりお盆の締めくくりとして命日講に併せて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のお勤めを致します。大切な方を亡くされてから初めてのお盆をお迎えされるご遺族の皆様には、大切な御法縁となることと思います。是非とも御参詣いただきますようご案内申し上げます。

お盆という大切な仏教週間、先人を偲びながら、ここまでの自分の人生の歩みを振り返り、戴いたたった一つの「いのち」の姿をあらためて見つめさせて頂くのが私たち浄土真宗の門徒として、頂くお盆の姿でありましょう。共々に、このお盆を通して、大切なことに気づかされ、ほとけさまの願いにふれさせて頂きたいと思うことでございます。

合 掌

この記事が掲載されている寺報やすらぎ