仏教婦人会報恩講 平成29年12月16日

 今年最後の大きな行事となります、仏教婦人会主催の報恩講。毎年この12月の親鸞聖人命日講に併せてお勤めをさせていただいております。
 毎年、仏教婦人会の活動の一環として、小規模製作所(ワークショップ上野幌)の皆様にお越し頂き、展示即売会を開催致しております。身体のご不自由な方々がこの日を目標に作製下さいましたお菓子や、カップ、お皿など、数々の作品をお持ち下さり、会員皆々様の温かいお心をお分けいただきご支援、ご協力をさせていただいております。今年も盛況でした。
 午前11時からは、はじめての試みであります、女声合唱団「シャンティ」の演奏会を開催致しました!あいにくのお天気でしたが、ご門徒の皆様はもちろんのこと、役員さんをはじめ、たくさんの方々がおいで下さいました。特に合唱団団員の子供さんがおいで下さり、一生懸命唄われるお母さんの姿をご覧になる姿を見て、「開催して良かった。」と心から感じました。今後、定期的に開催して行きたいと考えていますので、ご協力の程どうぞよろしくお願い致します。
 布教使には二年ぶり六度目のご縁を賜りました長崎県 静雲寺住職 平 祐真 師こご出向賜り、おとりつぎをいただきました。12月1日に御尊父を亡くされ、悲しみの中のおとりつぎでございました。本当に大変なところ遠く北海道までお越し頂きましたこと厚く御礼申し上げます。
 難解な仏教用語をなるべく用いずに、この度は「聴聞(聞く)」という浄土真宗では一番大切なことを解説下さいながらおとりつぎをいただきました。詳細は写真をご覧下さい。

ご本尊のお荘厳(赤い打敷をお掛けしました)

お供物は左から紅白餅・みかん・クルミです

ワークショップの手作りお菓子と作品です。他にお皿や花瓶、タオルなど一生懸命に手作りされたものをお持ちくださいました。ご協力頂きました皆様には感謝申し上げます。有り難うございました。

シャンティの演奏会。とても良かったです!1部は仏教讃歌、2部は馴染み深い曲を歌ってくれました。

おときは精進カレーでした。お寺の銀杏がふんだんに入っていて、皆さん美味しいと喜んでました!

「音楽法要 重誓偈作法」を皆さんとお勤め致しました。 
 ご法話は終始和やかに、そして笑いの中に大切なことをお伝えくださいました。休憩時に布教使様がわざわざ長崎よりお届けくださった「カステラ」を頂戴し、皆さん、「しっとりして美味しい。」と喜んでいただきました。有り難うございました!

この記事が掲載されている寺報やすらぎ