11月28日~30日は永代経のおまいりです。
私たちが今、尊き命をいただいて人生を歩めるのは、両親をはじめ多くの先達の方の計り知れないご苦労を頂戴いたしたからであるといえましょう。そして、先立たれていった先人の方々とのお別れのご縁を通して「この私が仏法を聞かせて戴くご縁に遇わせていただく」という感謝のお気持ちを持って勤まるご法要が永代経法要であります。布教使様にはこの度は久方ぶりに住職の叔父お三方によるご布教をいただけることになりました。三兄弟それぞれの個性を持っておとりつぎ下さる三日間のご縁であります。ただ一度きりのご勝縁として是非ともご参詣下さい。
古来より秋の永代経法要は、その年に収穫されたお米をご門徒さんからお集めさせていただき、仏さまにお供えして、一週間にわたりお勤めしたとお聞かせいただきております。また、志納袋というものは、志しをお寄せいただくために同封させていただきました。諸行事の際にご門徒の方々からお預かりした志しによって、その法要の際の、仏様のお飾り、お花やお供え、蝋燭、お香といった法要で使用するものをご用意させていただいております。つまり浄土真宗の法要は門信徒の皆様のお心、皆様のお気持ちで創り上げるのです。お米をはじめ何かと大変なご時世ではありますが、特段のご協力をお願い申し上げます。尚、この度のご法要に際しましても、能登半島の災害支援金をお送りしたいと考えております。こちらも温かいご支援をどうかお願いいたします。支援につきましては「本願寺たすけあい募金」へお送りいたします。道中お気をつけてご来院ください。
法要・法座のご案内
安楽寺では毎月5日の常例法座、16日の親鸞聖人のご命日に命日講(めいにちこう)という行事をお勤めしています。
また、私たち浄土真宗の門徒にとって一番大切な仏事である報恩講(9月5日~7日)の際は、全国各地より布教使様にご出向いただき、浄土真宗の真髄をおとりつぎいただいております。
安楽寺の法要・法座はどなたでもご参加いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。