読みもの

ほとけさまの歌 最終回

お世話になりました


佐藤卓見

 慈光照護の下、門信徒の皆様には日々御清祥にてお過ごしの事と思います。
 私、去る3月31日をもちまして安楽寺様での法務を終えさせていただきました。
 顧みますと、平成12年2月から前住職さんの車椅子生活のお供をさせていただく事から始まり、今年3月迄の18年間、微力ながら法務のお手伝いをさせていただく事ができました。
 平成13年7月、前住職さんが往生の素懐を遂げられました後、現住職様の「第四世住職継職奉告法要」「開教120年・寺号公称110周年記念法要」「親鸞聖人750大遠忌お待ち受け法要」など、かずかずの大法要が厳修され、私も感涙の下、皆さんと一緒に手を合わせお念仏申させていただきました。
 また年中行事であります報恩講・彼岸会・常例法座などでも毎座毎座皆さんとともにお勤めをさせていただき、さらには月忌詣りで皆さんのお宅へ寄せていただきました折には、心温まるお話をお聞かせ下さり、大変、感謝をしております。
 法務以外でも、平成22年には安楽寺仏教婦人会が母体となって女声コーラス「シャンティ」が誕生し、「ほとけさま」「念仏」「しんらんさま」など約70曲の仏教讃歌をメンバーの方々と「ともに悦び、ともに涙し」歌ってまいりました。
 前住職さんが若い頃から持ち続けてこられた仏教讃歌の「伝道」と「普及」への強いお気持ちに少しでもお役に立てたのかな…と回想しております。
 これからは皆さんからいただきましたひとつひとつの貴重な思い出を私の宝として持ち続けながら、お念仏の中で過ごしてまいりたいと考えております。
 永い間、大変ありがとうございました。
                               合 掌

読みもの

ほとけさまの歌 vol.5

「仏教讃歌の伝道・普及活動報告」


安楽寺女声合唱団「シャンティ」
佐藤卓見

 今年もあと僅かになりましたが、「シャンティ」は仏教讃歌のすばらしさをひとりでも多くの方々にあじわっていただこうと、次のような3つのイベントに参加させていただきました。

12月2日(土)

 安楽寺と、ご縁の深い江別市眞願寺さんの仏教婦人会結成100周年記念法要にお招きをいただき、「重誓偈作法」による音楽法要のあと、本堂にお集まりの皆さんの前で、団員27名それぞれが緊張の中、ステージで仏教讃歌を歌わせていただきました。

婦人会の記念行事ということで坊守さんが御導師をお勤めになられました

100年をお祝いし沢山のおまいりでした

緊張した面持ちでしたが、2曲3曲と唄っていく中で緊張もほぐれすばらしいステージでした

祝賀会も催され、盛大な100周年のお祝いでございました。おめでとうございます!

12月8日(金)

 北海道教区が主体となって「数多くある仏教讃歌を道内の門信徒の皆さんと共に合唱し、お念仏が広まっていくことを目的」とした「御堂演奏会」が、中央区の本願寺札幌別院で開催されました。
 当日は、札幌をはじめ全道各地から41団体、約400名の方々が集まり、山本徹浄先生指揮の下、「宗祖讃仰作法」による音楽法要ならびに仏教讃歌「ひかりあふれて」ほか4曲が大合唱されました。また、仏教讃歌には1曲ずつ法話が語られました。

初めての開催でしたが400名を超える方々が大雪の中、道内各地よりご参集になり、盛大な御堂演奏会になりました

指揮、監修を担当された空知北組 常楽寺 住職 山本徹浄師

全道各地から特に女性の方が多くご参集されました

ご主人を亡くしまだ日が浅い団員の伊藤愛子さん仏教讃歌に感動し唄いながら涙が流れてきたそうです。よく分かりますその気持ち・・・

12月16日(土)

 安楽寺仏教婦人会報恩講が、毎年12月16日午後1時から音楽法要形式でお勤めされておりますが、今年は午前11時から「シャンティ発表会」として婦人会会員のほか、団員のご家族、知人の方々の前で歌わせていただきました。
 第一部では、仏教讃歌「のんのさま」「しんらんさま」「念仏」ほか数曲を披露し、第二部では、讃歌された方々と「童謡」「昔なじみのうた」などを一緒に歌い大いに盛り上がりました。

読みもの

ほとけさまの歌 vol.4

「御堂演奏会」の曲紹介


佐藤卓見

この度のほとけさまの歌では、平成29年12月8日(金)本願寺札幌別院 (中央区北3条西19丁目2-1)にて開催される「御堂演奏会」の曲を紹介したいと思います。


1.ひかりあふれて(1991)
作詞 原 真弓
作曲 綱澤 僚
【ひかりあふれて】は西洋音楽と仏教音楽の源である東洋音楽との融合を願って作曲されたもので、その意味では、ポピュラー音楽をいつも耳にしている10代・20代の若い方でも違和感なく口ずさむことのできる讃歌です。
2.まるいこころ(1987)
作詞 大沢みゆき  作曲 森 正隆
【まるいこころ】は、京都女子大学女声合唱団によって発表され、同合唱団の演奏旅行や本願寺の御堂演奏会などを通じて、全国へ広まった仏教讃歌です。ほんのりとした雰囲気が、聴く人を温かく包みます。
3.のんのさま(1983)
作詞 東村 美穂  作曲 中村 八大
【のんのさま】を辞書で調べてみますと、「ののさま」は幼児語で、「僧が仏に経を上げるのが『のんのん』と聞こえるところから出た」と説明されています。幼い子どもらが、小さな両手を合わせてほとけさまにお礼をし、「ののさまありがとう」などとお参りしている光景に出会いますと、自然に心が和んできますね。
この曲には「地球の子どもの子守唄」というサブタイトルがついていますように、子どもを背中に背負い、あるいは両手に抱いてあやす子守唄です。「この子の○○まもりゃんせ」という言葉の繰り返しの中に、母親の深く温かな愛情が感じられます。この曲は、永六輔さんの出演するTBSラジオ番組「六輔七縛八倒」が1983年に作詞を公募してできました。東村美穂さんのこの作品が第2回子守唄大賞を受賞しています。
4.しんらんさま(1961)
作詞 滝田 常晴  作曲 古関 裕而
【しんらんさま】は親鸞聖人700回大遠忌を記念して発表された仏教讃歌です。ゆったりとした演歌調のメロディーで、親しみやすい作品となっています。レコードに吹き込んだのが、当時スター歌手として有名だった島倉千代子さんだったこともあり、多くの人々に愛唱されました。
詩は私たちの日常生活の場面をとらえ、南無阿弥陀仏とお念仏を称えれば、しんらんさまがどんな時でも私のすぐそばにいてくださる、と分かりやすく表現しています。また親鸞聖人の「御同朋・御同行」の精神が、詩の中に織り込まれています。
5.念仏(2003)
作詞 山本有希子  作曲 森 琢磨
【念仏】は、「お念仏がわき出てくるような曲」をテーマに制作され、仏さまが、「我が名を称えてくれよ」とおっしゃったその親心に対する私たちの応答です。「なもあみだぶつとなえれば」にはじまり、お念仏へと続く歌詞の構成は、作曲者の森琢磨さんの発案だそうです。
読みもの

ほとけさまの歌「仏教讃歌」 vol.3

「御堂演奏会」の開催について

佐藤卓見

平成29年12月に本願寺札幌別院を会場として「御堂演奏会」が開催されます。

数年前から京都のご本山をはじめ、全国の寺院ではご門徒の皆さんに仏教讃歌を身近に親しんでいただこうと音楽法要をはじめ、かずかずの演奏会が行なわれてきております。
安楽寺でも「報恩講」では「宗祖讃仰作法」あるいは「重誓偈作法」を音楽法要形式でお勤めをし、さらには佛教婦人会の皆さんをメンバーとする女声合唱「シャンティ」を結成し仏教讃歌の練習に励んできております。

このたび、北海道教区から冒頭の「御堂演奏会」を別記の要領で開催したいとのご案内がありました。
この演奏会は阿弥陀様に仏教讃歌をお供えさせていただく集いで、仏教讃歌を通して浄土真宗のみ教えに触れ、お念仏が広まっていくことを目的としております。

参詣者全員がそのまま参詣席から阿弥陀様に向って合唱します。
当日は全道各地から多くのご門徒の皆さんが参加し、札幌別院のお御堂に仏教讃歌のハーモニーが美しく響き渡ることを願うばかりであります。

これまで仏教讃歌を歌ったことがない方でもこの御堂演奏会の開催を機会に「仏さまにささげる歌」を覚えて参加してみたい!!と意欲のある方は安楽寺合唱団「シャンティ」の練習におこしください。

合掌

開催日
平成29年12月8日(金)
会場
本願寺札幌別院(中央区北3条西19丁目2-1)
曲目
ひかりあふれて
まるいこころ
のんのさま
しんらんさま
念仏
読みもの

ほとけさまの歌「仏教讃歌」 vol.2

前住職さんと仏教讃歌 たとひ大千世界に

今年も和楽院釋徹之法師、前住職さんの祥月命日法要が7月24日にお勤めされました。

前住職さんはお元気であった頃、京都龍谷大学男声合唱団の後輩達を5年に一度北海道に呼び寄せ、札幌をはじめ道内各地で仏教讃歌の伝道と普及を目的とした演奏会の開催に力を注がれておりました。

前住職さんは後輩達が来るたびに、毎回決まって「先ずは」と言ってリクエストする曲が仏教讃歌「たとひ大千世界に」でありました。

この曲は親鸞聖人のご和讃(浄土和讃)のひとつを清水脩さんが作曲して下さったもので、私たち人間社会の我欲と迷いの争いの中に、み仏のおしえを信ずるものは、永遠の救いの中に生きられるという親鸞聖人の信仰の悦びを表したものであります。

前住職さんはこの大好きだった「たとひ大千世界に」を先にお浄土に往かれた仲間と友に声高らかに歌われておられることと思うことでございます。

合掌
安楽寺女声合唱団シャンティ四季社
佐藤卓見

たとひ大千世界に

親鸞聖人浄土和讃より
清水脩作曲

たとひ大千世界に みてらん火をも過ぎゆきて
仏のみ名を聞く人は ながく不退にかなふなり