中央教修参加の感想

門徒推進員中央研修に参加して 竹内幸子

 私は札幌組連研15期(2010年9月~2011年12月迄)を終了し、2012年2月北海道教区研修を得て第221回(2012年10月5日~8日迄)門徒推進員の中央教修を住職様の後押しもあり、北海道教区札幌組安楽寺から他2名の方々と受講することになりました。
 出発にあたり千歳市秀法寺の宮川様に大変お世話に成りました。前日に出発し東急ホテルで一泊し、当日5日AM11:30本願寺聞法会館に移動し、受付、開会式を3Fの研修室で行いました。
 今回の受講は48名でした。すでに全国で5000名を超える方々が門徒推進員になられているそうです。早速、全体の記念撮影を済ませて、各班に分かれました。私たち3名は2班、5班、7班に分かれ、私は全国から集まった7人の仲間と同行致しました。
 福岡、山陰、東京、佐賀、熊本、岐阜の皆さん、法座①[出会い]法座②[み教えからの気づき]法座③[御同朋の社会]法座④[救いと歩み-浄土に付いて]3日間は、その問いに対して話し合い、司会と記録者を決め発表がなされました。其の後助言者によるまとめがなされました。私は中でも法座③「御同朋の社会に付いて」命の尊さにめざめる同朋一人ひとりが自覚を深め、浄土真宗のみ教えを社会に広め、実践していく活動に感銘を受けました。喜び、悲しみ、慈しみの心を持って、人々の苦悩に向き合い、ぬくもりある地域や社会に、活動を展開したいものと思っております。
 最後にこの機会をお与え下さった事に感謝申し上げます。95歳の母が健康で自宅の留守を守ってくれた事も嬉しく思いました。

第221回元推進員中央教習を終了して  櫻井悦子

 平成24年10月5日~8日京と本願寺聞法会館で門徒推進員中央教修が開催されました。北海道から九州48名で札幌組から安楽寺3名(竹内幸子さん金子嬉代子さん)で受講いたしました。
 早朝の晨朝参拝から就寝勤行まで、基本日程表にそって法座、班別法話、音楽法要とびっしりでした。班別話し合いの中で多くの方との「出会い」があり感謝でございます。
 そして、尊いみ教えからの気づきを学びいただきました。阿弥陀様に誓った、決意表明の感動は忘れることはないでしょう。
このすばらしい感動を多くの方に、であって頂きたく、連研、中央教修にぜひ参加して下さい。
浄土真宗のみ教えを心にとめて、さらに自覚と感謝の気持をもち、お寺の行事、御奉仕に参加し仏婦そして多くの方々とお聴聞を重ねてまいります。
 私にこのような、仏縁にあわせて頂きました寺院の方々、仏婦の皆様に心から感謝いたします。有難うございました。

合掌

中央教修に参加して  金子嬉代子

 この度の京都での中央教修に参加させて頂き誠に有難うございました。準備の時から本当にお世話に成りました。
 10月5日より8日までの4日間私にとって緊張と不安の中で始まりました。出発するに当たっては、千歳の宮川さんを始め大変お世話に成りました。これも偏に住職様と坊守様のお心遣いと感謝しております。
 8日からの受け付けに始まり記念撮影と、スタッフ様のご紹介、そして班の紹介と進み、私は5班になりました。5班のスタッフとして佐賀の、眞光寺住職(田中真生さん)そして滋賀の楽受寺住職(美馬裕美さん)にお世話になる事になりました。お二人共、とっても気さくな方達でホッとしました。
 5班は、7人のメンバーでの話し合いが行われました。自己紹介に始まり法座Ⅰのテーマ「であい」でした。本当に1日目は、私たち3人の外には、誰ひとり知らない人たちでの教修、ぴったりのテーマだと思いました。
スタッフお二人の上手な司会の中で少しずつ緊張がとけて行くのが分かり、それぞれのお話の中で共感できるお話が聞けて、ホッと胸をなで下ろしました。
 連研では、話しができなかった事も、見ず知らずの人たちの中では、逆に気楽に話す事が出来ました。班の皆さんで(ざっくばらんに)話し合いができました。そして貴重な方言も身近に聞く事ができて嬉しかったです。
 2日目からは朝5時半起床、6時よりの晨朝参拝です。
 私は初めての西本願寺での参拝は本当に新鮮に感じました。そして私は帰敬式もお願いしてありましたので緊張しながらも厳粛な中で、「おかみそり」を頂きました。本当に感動しました。
 頂いた法名は「釈道照(おんしょう)」という名を頂きました。私のこれからの人生の道を明るく照らして頂けると理解をして、心から改めて感謝しました。本当に有難く思いました。
 そして3日目の問題は「決意表明」です。何回も何回も練習をして何とか無事に終える事が出来ました。その後、会場を出たときにスタッフ全員で出迎えて下さって、「お疲れさまでした。頑張りましたね」と言われ握手して下さいました。私は何事においても一番始めに名前を呼ばれ(本山では北海道から一番に数えられる)、研修中はずーっと緊張しっぱなしでしたが、温かな労いと励ましの言葉をいただき、はじめて心がホッと致しました。
 あの様は感動は二度と味わえないと思う程でした。本当に嬉しかったです。ホッとして涙が出ました。
 私の決意表明は、私は人のお世話をする事が好きなので出来れば老人施設でのボランティアをしますと誓いました。施設ばかりではなく、私の出来る範囲で人の為になる事をしたいと心から思いました。
 これからは心改めて安楽寺を心の拠り所として、諸先輩の皆様に教えて頂きながら、私のお寺として一度でも多くお参りに行ける様に心掛けたいと思います。
 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。この度は本当に有難うございました。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ