生前に院号を頂く。そんな意義深いことしてみませんか?
いま、生前に院号を頂きたいとご希望される方々が大変増えております。それは残されたものに負担をかけたくない、死ぬ前に自分の院号法名を知っておきたいなど理由は様々ですが、本来門徒としての営みの中で、京都のご本山に参るのは大変大切なことでありました。しかしながら北海道という遠方に居住する私たちには、なかなか京都までお詣りに行くということは容易ではありません。そんな生活の中で、自分が命終わった時、あるいはそういう心持ちになった時に、ご本山へ志を運び、そのお礼としてご本山から頂戴するのが「院号」であります。
当寺では毎年、報恩講の最終日(9月7日)のご満座法要に引き続き、「院号伝達式」を開催致しております。当寺住職より直接、ご本山よりご下附頂きました院号を伝達させて頂きます。以前にご希望され院号を頂戴した皆様からは、大変意義深く、身の引き締まる思いでしたとお聞かせ頂いております。今年も既にご希望なされている方がおります。もしご希望の方があれば、お寺にご一報下さい。
尚、「院号」は、亡くなった後に、遺族が申請をするか、地方で執行される帰敬式、もしくはご本山で帰敬式を授式して「法名」を頂いていなければ頂戴できませんのでご確認をお願い致します。