去る12月16日にこの一年の最後の大きな行事となります「安楽寺仏教婦人会報恩講」をお勤めさせていただきました。
毎年、婦人会活動の一環として、この報恩講に際し、小規模製作所(ワークショップ上野幌)の皆さんにお越しいただき展示即売会を開催させていただき、身体のご不自由な方々の支援をさせていただいております。今年もたくさんの作品やお菓子などを持参いただき開催致しました。
御本尊荘厳
今年も大盛況でした。温かいご協力をいただき有難うございました!!
正午となりおとき(食事)をいただきました。今年も境内にある銀杏の木がもたらしてくれた銀杏の実を婦人会の皆さんが綺麗にしてくれ、銀杏ごはんをお作り下さいました。
副会長黒田さんの食前の言葉ご発声
受付を担当してくださった皆様です。お食事も最後のほうになり申し訳ありませんでした。
今年の婦人会報恩講のお荘厳も力を入れました。お花も婦人会の報恩講らしく、かわいらしい感じで粟井さんが活けてくれました。
御本尊荘厳
お供えは右から紅白餅、布教使様が長崎から送って下さったみかん、りんごです 秋らしいでしょ
親鸞聖人の前も紅白餅、お菓子などをお供え致しました
御代前
左余間
午後1時より宗祖讃仰作法音楽法要の中の和讃を用いた音楽法要をお勤め致しました。
おときの後はケープを着用し、今度は合唱団シャンティとして音楽法要に臨みます
佐藤さん指揮のもと、音楽法要を大きな声、そして美しい声で飾って下さいました。日頃の練習の成果が発揮されていましたね。
婦人会の他にも大勢のご参詣を賜りました。特に、総代の皆様には婦人会の活動を是非ともご覧いただきたく、三年前からお声掛けさせていただき、毎年この婦人会主催の報恩講にご参詣いただいております。
もちろん我々僧侶も一生懸命お勤めさせていただきました。今年は住職の他に美唄 法王寺副住職様、北野 光圓寺副住職様、赤平 常照寺 長男、三男の合わせて五人でお勤めさせていただきました。
法要終了後、住職、そして婦人会会長の竹内幸子さんよりご挨拶をさせていただきました。
今年は二年ぶりに当寺住職の学友である長崎県 南島原市 静雲寺御住職 平 祐真 師にご出向いただき、おとりつぎいただきました。
二年ぶりにお越しいただきましたが、普段の生活の中からユーモアを交え分かりやすくおとりつぎをいただきました。今回、来られて初めて雪がない北海道に驚いておられましたが、法要が終わった夜から雨が降り、深夜には雪となりました。帰れるか心配で寝付けなかったようです・・・。また二年後お越し頂けるお約束をさせていただきました。今から楽しみでなりません。この度は遠路、本当に有難うございました。
(住職記)
終始、笑いの絶えないお話しをいただきました
布教使さんがお持ち下さった本場の「カステラ」です。休憩時間のおやつにいただきました。右は岩田さんにモデルになっていただきました。