去る3月11日、東北教区仙台市の専能寺様に於いて、「東日本大震災物故者合同追悼法要」が厳修され、北海道教区有志の皆様とご一緒にお手伝い、そして讃嘆衆として出勤させていただきました。専能寺様と北海道教区は、震災当初から繋がりを持ち、早くから支援を行っておりました。この度、七回忌という節目にあたり、北海道教区の他に九州は大分教区の有志の皆様も駆けつけ、賑々しく法要がお勤まりになりました。法要前に大分教区からは「だご汁」の炊き出しがあり、北海道教区からは「ホットミルク」の炊き出しがありました。参詣された皆様大変喜んでおられました。法要終了後には、二胡奏者の「ジャン・シャオイエン」さんの追悼コンサートが開催され、涙ながらに聞き入っておられる参詣者の姿が印象的でした。尚、「ジャン」さんにおかれましては、10/20に開催される札幌組重点プロジェクトの企画の中で、「追悼コンサート」を札幌市内で行う予定です。これにつきましてはあらためてご案内致します。先の相馬組の法要でも申しましたが、まだまだ復興にはほど遠い感じがします。今後もどんな支援が出来るか模索して行きたいとおまいりをさせていただき、あらためて感じました。再度申し上げますが、ご門徒の皆様も、どうか被災地、被災された方々のことを忘れないでください。忘れないことが復興支援の第一歩だと思います。(住職記)
津波と共に流れてきた瓦礫によって笠がへこんでしまった親鸞聖人像
新調された山門
犠牲になられた門信徒の方々のお名前が本堂正面に掲げられておられました