安楽寺合唱団
シャンティ指揮者
佐藤 卓見
今年4月から安楽寺仏教婦人会の会員が母体となって女声コーラス「シャンティ」が誕生しました。「シャンティ」の名付け親は住職さんで、これはサンスクリット語で「やすらぎ・寂静・平和」を意味するものであります。
団員には、会員の皆さんの他に安楽寺にご縁を持つ方々にも参加してもらおうと粟井会長を始め役員の方々の働きかけで、門徒の若奥様などにもお誘いをして来ました。
4月6日の初練習日には26名の方々が集まってくださり、さらには幼稚園の先生方にも応援メンバーとして加わっていただきました。その後、徐々に新しい団員が増え、現在では幼稚園の先生方も加えると60名近くになってきました。
スタートにあたって団員の目標は「7月の住職さんの結婚祝賀会」「12月の婦人会再結成50周年祝賀会」にご披露させていただく事でありました。
住職さん、坊守さん、粟井会長さんから「指揮をするように。。。」と私にご下命がありましたが、何分にも「素人」と、戸惑いがありましたが、龍谷大での男性コーラス、社会人になってからの混声コーラスの経験を生かして「皆さんと一緒に仏教讃歌を歌わせていただこう」とお引受けすることになりました。
前住職「横湯徹之」さんは大学のコーラスの大先輩でありますが、晩年、車椅子生活になってから「このお御堂に仏教讃歌があふれるようになったらなあ。。。」と言っておられたのがつい昨日のようであります。
ある練習日の休憩時間に幼稚園の先生の1人が「仏教讃歌『念仏』は本当に感動します!」と云ってくれました。
私は「仏婦再結成50周年祝賀会」でのアンコール曲には『念仏』を歌わせていただこうと決めておりました。
前住職さんも、きっと「シャンティ」の歌声をお浄土からにこやかに拍手を送って聞いて下さっておられた事と思うことであります。これからも微力ではありますが、精進して参りたいと思います。有り難うございました。
合 掌