藤岡融也君送別会　令和6年3月26日

　お彼岸が終わり、とうとうこの日が来てしまいました。5年間奉職いただきました藤岡融也君（佐賀県　真覚寺）がこの送別会を最後に安楽寺を去ることになりました。
　中央仏教学院卒業後、何も分からないまま安楽寺に来てくれました。ボンヤリしている間がないまま、忙しい日々を過ごし、本当にお寺のために尽力してくれました。思えば南国九州出身の人がこの北国で生活をしていくということは、想像を絶する困難があったことと思います。また、彼がいてくれた時間のそのほとんどがコロナ禍でありました。困難に困難を重ねた大変な時間でありました。満足に大事なことを伝え切れたかは分かりませんが、苦労の中で手にした経験や出遇いというものは、これから僧侶として、住職として歩む中での大切な宝物になったのではないかと想像しております。　　
　この度は、退職後すぐにご結婚という嬉しいご縁で北海道を離れます。心から頑張れ！という思いを持って送り出すことが出来ました！
　総代さんをはじめ、婦人会の皆さん、壮年会の皆さん、そして多くの門信徒の皆様にお育てをいただきました。有難うございました。
送別会の模様を画像を多く掲載してお伝えしますね。　（住職記）　

お彼岸が終わったばかりで、満足に準備することが出来ず、家族で受付をして、司会も流れを理解しているのが私（住職）しかおらず、藤岡君のために最後のご奉公と思い、勤めさせていただきました！

娘が先導して藤岡君の登場です！　いつもひょうひょうとしてる彼ですが、さすがに緊張していましたね！

まずはたくさんの方々から記念品やお祝いの品を頂戴いたしました。

余興で、同僚であった暉峻（テルオカ）くんが、「藤岡融也クイズ」をしてくれました！時間がない中、準備が大変だったようですが、お寺、幼稚園、関係業社さんにご参加いただき、なんとなく盛り上がりました！　総代の水口さんも志願して問題を提示するお役を引き受けて下さいました！

最後に藤岡くんの５年間の軌跡を振り返るビデオを皆さんと観賞いたしました！

本当に５年間はあっという間ですね！　懐かしい姿を振り返りながら、たくましくなった
藤岡くんの姿を見て、皆様、ホッとしているように見受けられましたよ

お見送りの際に、ガンバレ！とがっちり握手して下さる方が多かったです！

翌日、新千歳空港へ藤岡君を送り、ホントにお別れになってしまいました。予想通りおばあさんは泣いていたようですね。

　４月２８日に無事に挙式し、「浪山融也」さんになられました。これからは夫婦相和して、お寺のため、門信徒の皆さんのために山口県の地で力を発揮してくれると思います。いつか布教で、安楽寺に帰ってきて下さい。５年間本当に有難うございました！　（住職記）

この記事が掲載されている寺報やすらぎ