安楽寺住職 横湯 誓之
慈光照護の下、門信徒の皆様におかれましてはご清祥にてお過ごしのこと大慶に存じ上げます。又、日頃より当寺護寺発展の為に並々ならぬご尽力をいただいておりますこと、重ねて御礼申し上げます。
寺報「やすらぎ」第57号を門信徒の皆様のお手元へお送りさせていただきました。今年の夏からの出来事を中心に写真を多く掲載し、この半年を振り返れるようにいたしました。
お正月ののんびりとした中でご家族皆様でご覧いただけますと幸いでございます。
さて、あっという間にこの一年をお過ごしになられた方もあろうことと思います。私自身もその一人であります。少し振り返りますと今年は元旦に能登半島地震が発生し、その翌日、まさに支援に向かわんとしている海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が衝突事故を起こし、海保機の搭乗員5名が死亡するという痛ましい事故がありました。新年のスタートとしてはあまりにも痛ましい災害と事故となりました。能登半島に於いては地震の他にも豪雨水害もあり、今尚、支援の手が必要な状態が続いております。引き続き、当寺では法要の度に、門信徒の皆様に復興支援のご協力をお願いしたいと考えております。共に手を取り合い復興のお手伝いをさせていただきましょう。
他にも、政治資金パーティー収入の裏金問題や物価の高騰、円安、夏の異常気象など暗いニュースばかりが目立ちましたが、一つだけ明るいニュースとして、MLBドジャースの大谷翔平選手の活躍、ワールドシリーズ制覇に史上初の50-50を達成(最終的には54本塁打・59盗塁)がひじょうに明るいニュースで、日常を歩む中で、明るい光となりました。
暗いニュースが多い中で、唯一、大谷選手の海を越えた活躍が本当に励みになられた方々が多いのではないかと思います。明年は二刀流復活の年になると思います。より一層の活躍を念願しております。再び明るいニュースを届けて下さい!
光陰矢のごとしの諺のごとく、2024(令和6)年が幕を閉じようとしております。明年は、安楽寺がこの厚別の地で開教され、ちょうど140年という大きな節目の年となります。長いコロナ禍でますますお寺を取り巻く環境は厳しさを増してはおりますが、この地域のコミュニティセンターとして、老若男女問わず、いろんな方が気軽に足を運んで下さるお寺を目指して精進して参ります。
門信徒の皆様もこの一年をゆっくりと振り返りながら、新たな年こそ穏やかに、そして健やかに、様々な問題がひとつ一つ解決することを願い、まず自分に出来る事から始めて参りましょう!本年も本当にお世話になりました。来る年もまたどうぞよろしくお願いいたします!
合 掌
今年最後のお勤め「除夜会(じょやえ)」が12月31日午後5時より本堂でお勤まりになります。
12月28~1月5日の月命日まいりはお休みさせていただいておりますので、是非ともこの間の月忌詣りをされているご門徒さんはお詣りいただきたいと思います。
また、元旦(1月1日)は午後1時(時間が変更になりました!)より「元旦会(がんたんえ)」をお勤めいたします。本堂と納骨堂でおまいりをし、昨年からご門徒の皆様を対象に「新春大抽選会」を開催しております!
良い景品をご用意しておりますので、たくさんのご参詣をお待ちしております。輝かしい新年をお寺でお迎えいたしましょう!それではくれぐれもご自愛いただき、良いお年をお迎え下さい!
今年も一年本当にお世話になりました!