門徒推進員中央教修に参加 黒田雅憲御夫妻

 この度、ご門徒の黒田雅憲御夫妻が京都本願寺での第240回門徒推進員中央教修に参加して下さいました。
 これは一年間、札幌での連続研修会を受講された後、受けることの出来る研修で、今後は「門徒推進員」としてご活躍いただきます。門徒の範となるというと重圧がかかりますので、住職を助けるくらいのお心持ちでいただけると幸いです。
 お二人に感想文をお書きいただきましたのでお読み下さい。<

「門徒推進員中央教修に参加して」
黒田雅憲(法名釋雅憲)

 私はこのたび3泊4日の門徒推進員中央教修に参加しました。
 参加する前は果たしてこのような教修に、自分が参加して良いのか、大変不安でしたが終わってみて今は本当に良かったと思っています。
 全国各地から参加した大勢の仲間と知り合いになり、スタッフの皆様方のリードで、朝から夜までの日程をこなし、本当に充実した4日間を過ごさせていただきました。特に帰敬式、決意表明式では、今まで経験したことのない厳粛な気持ちになり大変感動しました。また、話し合い法座を通して様々なテーマについて日頃感じている思いや考えていることを語り合い、同じ班の人達の日常的な悩みや思いを知ることができ、これまでの自分の人生を振り返り反省する良い機会になったような気がします。
 中央教修終了後は、京都に2泊し、浄土寺の佐々木住職様のお世話で親鸞聖人の生誕地日野、修行の比叡山等に行き聖人の足跡を見学し帰ってきました。
 ご縁をつないでいただいた当寺住職様、坊守様はじめ中央教修のスタッフの皆様方、お世話になった多くの皆様方に深く感謝いたします。
 ありがとうございました。

「第240回門徒推進員中央教修に参加して」
黒田祥子

 第16期札幌組連研を昨年10月に終了し、5月29日から6月1日までの4日間中央教修に参加させていただきました。今まで会う事のなかった全国の方々とずっと前からの知り合いの様に、自然とお話出来ました事、とても不思議に感じております。朝早くから夜まで規則正しい生活でしたが学生時代の合宿の様でつらいとは思いませんでした。班ごとの話し合い法座では皆さん門徒推進員になるという自覚を持っていて、連研終了後の流れで深く考えもせずに参加した事を恥ずかしく思いましたと同時に、真剣に考えておられるお姿に頭の下がる思いでした。
 2日目の晨朝参拝のあと帰敬式を受式し法名をいただきました。3日目の決意表明式では54名中の1番最初で緊張してしまい、決意表明のあと頭が真っ白になって繰り返し練習したにもかかわらず法名を名乗るのを忘れてしまいましたがろうそくの灯りだけの式は大変厳かな雰囲気で感激いたしました。
 4日目に修了証をいただきました。そのあとは連研で一緒だった浄土寺さん3名、如来寺さん4名、光圓寺さん1名と安楽寺2名、京都に2泊して浄土寺の佐々木ご住職の案内で日野の誕生院、青蓮院、曼殊院、比叡山と親鸞聖人の足跡を見学させていただきました。最後になりましたが、お世話になりました全ての皆様方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

本願寺御影堂

本願寺阿弥陀堂

この記事が掲載されている寺報やすらぎ