厚別区中学校職業体験

去る11月12日、28日に厚別区の厚別中学校(12日)、信濃中学校(28日)の生徒さんが総合の時間の中で、「職業体験」を近隣の企業を中心に行い、当寺にもいらっしゃいました。こども達に、どんなことをさせらると思って来たの?と聞くと、「掃除」「お経を読まされる」など、大体ありがちなことをイメージして来られたようですが、午前中は住職より、「仏教はどんな教えか」「なぜ昔の人達は宗教を必要としたのか」というお話しを中心に、日々の生活の中で、忘れて欲しくない大切なことをいくつかお伝えさせて頂きました。お昼には、婦人会の有志の方々にお手伝いを頂き、お斉(おとき)、精進料理を一緒に作り、午後からは打本君指導による仏具磨きを行い、腕がパンパンになるくらい、きれいに磨いてくれました。さいごに佐藤さん指導の仏教讃歌を唄い、終了となりました。

28日は当寺の永代経と重なり、お昼からは法要に参加してもらい、お世話方の皆さんにいろいろと教えて頂きながら、御仏供米をお供えを手伝って頂きました。

両校共に感じたのは、素直な学生さんだなあということです。お話しさせて頂いた中で、「今、その時、その一瞬を大切にして欲しい」という願いを強くお伝え致しました。未来あるこども達です。帰る後ろ姿を見て、何事にも頑張って頂きたいと心から思ったことでした。

合 掌 (住職記)

住職のお話し

打本君のお磨き指導

佐藤さんの仏教讃歌指導

出来上がったおときです