今年も春のお彼岸、「春季彼岸永代読経会法要」を20日のお中日から4日間お勤めさせていただきました。
今年は東日本大震災七回忌、そして熊本地震一周忌の年となり、犠牲になられた方々を偲びて、お中日にお勤めさせていただきました。自然の猛威と、はかなき命を私たち自身頂戴しているこの身であるということをあらためてご参詣いただきました皆様と確認させていただいたことでございます。
布教使には、もうおなじみ、大変お忙しい中、当寺にはこの春のお彼岸のみ御出向いただけます増毛 西暁寺住職 藤 順生 師お出でいただきました。先生におかれましては、毎年、大変お忙しいところ4日間も日程をあけて頂いてお越しいただき、浄土真宗のみ教えからいただく大切なことをユーモア、ボディランゲージを交え、分かりやすくおとりつぎいただき、毎座毎座楽しく、そして心に響くご法話を頂戴しております。
毎年、思考を懲らし、4日間楽しく皆様に足を運んで頂くよう工夫をしておりますが、今年もお中日と21日には、ガタタン汁、おにぎりに加え、新メニューとしてガタタンラーメンを婦人会の皆様を中心に有志の皆様方のお手伝いをいただきながら販売し、その売上を東日本大震災・熊本地震の義援金とさせていただきました。同じくこれもお中日と21日の開催となりましたが、「あみだ堂仏具店」による「展示即売会」、と能呂慎太郎氏による「仏壇のおかざり勉強会」を開催させていただきました。毎年大変ご好評いただいております。
また22日には、手塚治虫さんが人生をかけて挑んだ作品「ブッダ」(アニメーション映画)を上映し、門信徒の皆様、大変喜んで鑑賞下さいました。昼食には「ボストンベイク」さんにご協力いただきパンの販売を致しました。これも皆さん大変美味しいと言って喜んで食べてくださいました。詳しく当日の模様を掲載致しましたのでどうぞご覧下さい。 (住職記)
今年も雪がほとんどない春のお彼岸でしたね
春季彼岸永代読経会 ご本尊お荘厳
朝にお集まり下さってすぐにおにぎり作りです。有り難うございます!
お昼近くになってぞくぞくと門徒の皆様がおみえになりました
ガタタン汁
こちらも盛況でした あみだ堂仏具店による即売会
こんなかわいらしい売り子さん達がいましたよ~
仏壇のおかざり説明会
あみだ堂仏具店 能呂慎太郎氏による説明会
この春から社長に就任致されました がんばってよー!
東日本大震災七回忌法要・熊本地震一周忌法要
ご参詣の皆様全員に犠牲になられた方々を偲びお焼香をいただきました
法要終了後、住職よりご挨拶の中で、原発事故で今なお大変な状況にある福島県の現状や、北海道教区をはじめとする支援の状況などをご説明させていただきました。熊本県については1月に視察で訪れた時の状況等をお伝えさせていただきました。いずれも一番大切なことは、被災地のことを忘れないことであるということをお話しさせていただきました。
布教使 増毛西暁寺住職 藤順生師
ご本尊荘厳
永代経額厳
お供えのお餅・お菓子・果物 そして粟井さんが活けてくれたお華です
法要二日目も、ガタタン汁販売、あみだ堂仏具店展示即売会・お仏壇のお飾り説明会ともに盛況でした!
ガタタンラーメン
二日目のご法要は皆様と共に「仏説無量寿経」を拝読致しました。がんばってついてきてくれましたね。
ご法話では、藤先生の表情豊かな表現に、門徒の皆様引きつけられておられましたのが印象的でした。しかし先生の表情筋は実にやわらかいですね~
法要三日目は午前中に、手塚治虫さんが涯を掛けて作製されたアニメーション映画「ブッダ」を上映致しました。映像も凄かったですが、音や声優さんも日本を代表する方ばかりで驚きました。続編があるようですので次回また上映したいと考えております。昼食に、「ボストンベイク」さんにご協力いただきパンの販売を致しました。これもたいへんおいしいと皆さん喜んでくれましたよ!
楽しみににされていたようで、結構早い時間からお集まりくださいました
パンのチョイスは住職でしたが、どうでしたかね~?
ちょっと甘いパンが多かったような気がしてますが・・・
三日目のご法要は皆様と共に「仏説観無量寿経」を拝読致しました。皆さんが読めるようになってうれしいです。
ご法話では、藤先生が身体を目一杯使い、熱心に、大切なことを伝えようというお気持ちがこちらに伝わってきました!しかし今年も先生の動き、キレがありましたね~
結願のお勤め
総代さんは4日間皆勤でした
最終日(結願)は皆さんとご一緒に「正信念仏偈」をお勤め致しました。四日間たくさんのご参詣の中お勤めすることが出来ました。有り難うございました。お集めさせていただきました御仏供米、今年もたくさんお預かり致しました。法要終了後役員さん総出でお供え頂いたお米を袋詰めし 春のお彼岸のご法要がすべて終わりました。お米は毎月のご命日講のおときや報恩講の際に門信徒の皆様と大切に頂戴致します。有り難うございました!! (住職記)