5月21日は浄土真宗の開祖親鸞聖人のご生誕の日、「降誕会(ごうたんえ)」です。この日に合わせて、幼児が初めてお寺のご本尊に手を合わせるお式「初参式(しょさんしき)」を当寺仏教婦人会主催のもと毎年お勤めさせていただいております。ご門徒さんのお子様や孫様、そして幼稚園に通う子ども達、保護者の皆様と共にこどもたちの健やかなる育ちを願うご縁として、大切にお勤めさせていただいております。
布教使には、今年で11度目のご縁をいただきました十勝組光心寺 桃井信之先生に御出向いただきました。先生は、難しい仏教用語をほとんど使わずにやさしく浄土真宗の真髄をお紐解き下さいます。法要の模様をわかりやすく写真にて掲載いたしましたのでご覧下さい。(住職記)
初参式を受式された下益田家の皆様
初参式を受式された城戸家の皆様
毎年恒例の境内での記念撮影
幼稚園のお友達の食前の言葉でおときがはじまります
皆さん美味しくいただかれたようですね
こどもたちの食後の言葉でおときの時間が終了しました。2階の本堂に移動していよいよ法要です。
毎年、音楽法要を皆様とお勤めしております。指揮者の佐藤さん率いる合唱団「シャンティ」の皆様の温かい合唱に感謝です。
法要に際し、おまいりいただきました皆様を代表して、幼稚園のこどもたち、ご父兄、総代さん、婦人会の皆様、寺族による献供を行っております。こどもたちには良い経験になっているようです。
幼稚園のご父兄 婦人会会員による献華
娘も一人でお供え出来るようになりました
粟井総代の献香
竹内婦人会長による大仏飯のお供え
出勤されたご法中の皆様が伝供のお作法で親鸞聖人の御影前に次々とお供えしていきます
参詣者全員による花あかりのお供え
音楽法要にて「さんだんのうた」を皆様とお勤め致しました
初参式受式者、代表者によるお焼香
ご挨拶される竹内幸子婦人会会長
司会 黒田祥子婦人会副会長
布教使 十勝組 光心寺住職 桃井信之 師
様々な年代の方々が真剣にご聴聞される姿 とても印象的でした
ご本尊お荘厳 今年のお華は粟井さんが池坊流で活けてくれました
この度11度目のご縁を頂きました布教使さま。以前この法要は参詣者の年齢の幅がひじょうに広くて、なかなかお伝えするのが難しいんだと仰っておりましたが、知床の熊のお話など、年代問わず分かりやすい例えをしてくださり、大変助かりました。難解な仏教用語を用いず、浄土真宗の深きところを再びお伝え下さり、感謝しております。お忙しいこととは存じますが、ご法体ご自愛いただき、12度目のご縁をお待ちしております。有り難うございました。(住職記)