宗祖降誕会・初参式 令和元年5月21日

 5月21日は「宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)」浄土真宗の開祖親鸞聖人のご生誕の日です。この日に合わせて、お子さんが初めてお寺のご本尊に手を合わせるお式「初参式(しょさんしき)」を当寺仏教婦人会主催のもと毎年お勤めさせていただいております。今年もこどもたちの健やかなる育ちを願うご縁として、大切にお勤めさせていただきました。布教使には、今年で13度目のご出向のご縁をいただきました十勝組光心寺 桃井信之先生でした。分かりやすく浄土真宗のみ教えをお紐解きくださいました。この度も法要の流れが分かるよう写真を多めに掲載いたしましたのでご覧下さい。 (住職記)

お飾りさせていただいたお花は全て総代の粟井さんが活けてくださっております。
今年もこどものおまいりにふさわしいかわいいおはなを活けてくださいました。

今年から壮年会の皆様も準備のお手伝いをしてくださいました。

受付を担当された山下さん(どちらも山下さんです)

打ち合わせに余念がない新執行部の皆様

正午近くになり受付がはじまりました

食前の言葉の発声は寺林副会長でした

皆さん美味しくおとき(昼食)いただかれたようです!

 おときを召し上がっていただいた後、午後1時より、当山仏教婦人会主催によります「宗祖親鸞聖人降誕会並びに初参式」の法要が始まりました。合唱団シャンティによる仏教讃歌斉唱、そして代表者による献灯・献華・献香・献供を行い、宗祖親鸞聖人御前をキレイにお飾りさせていただきました。

司会をおつとめいただきました樋口副会長

合唱団指揮者の佐藤さん。春より合唱団の
ご指導復活していただいてろおります。

合唱団「シャンティ」による仏教讃歌斉唱

代表者(総代さん、壮年会役員さん、婦人会役員さん、幼稚園父母の会役員さん)による献灯・献華・献香・献供

 引き続き、初参式受式者、保護者、参詣者による「花あかり」のお供えをいただき、仏様の前をキレイにお飾りいただきました。

 キレイにお供えされ、美しく飾られた本堂内陣。引き続き音楽法要がお勤まりになりました。

御導師 福住寺副住職 長尾光雲 師

代唱者 赤平 常照寺 佐々木重厚 師

美しく荘厳された本堂内陣

合唱団「シャンティ」による仏教讃歌の斉唱

初参式受式者による代表焼香

法要終了後、主催社を代表し水口仏教婦人会会長より挨拶

住職より初参式受式者へ記念品の贈呈

いつもお世話になっております盛下さん(たーちゃん)のお孫さん、蓮花(れんか)ちゃんが初参式を受式されました! 

 法要終了後、こどもたちは幼稚園に移動して、桂三段さんによる「お楽しみ会」を開催し楽しく時間を過ごしたようです。フリップ芸やこども落語(ジュゲム)など、みんな笑いっぱなしでしたね! 三段さんも、「大人では絶対笑わないところでこどもたちが笑ってくれて、少し戸惑いましたが、良い勉強になりました」と言っておられました。またこのような楽しい時間を作りたいと思います!

 一方、お寺では、桃井先生による降誕会のご法話を参詣者をはじめ幼稚園のお母さん方に聞いていただきました。難解な仏教用語をなるべく使わずに、やさしく語り掛ける先生のご法話に、皆さん頷きながら聴聞されておりました。

布教使 十勝組 光心寺住職 桃井信之 師

 この度13度目のご縁を頂きました布教使さま。今年も難解な仏教用語を用いず、浄土真宗の深きところを仏教婦人会皆様をはじめ、幼稚園の若い保護者、有縁の方々にお伝え下さり感謝しております。翌日は札幌で「仏教講座」を一般の方々を対象に開催され、その日の夕方には再び、お寺のお戻りいただき、当やすらぎ学園厚別幼稚園と第2あつべつ幼稚園の職員対象で、仏教保育の学習会を開催して、その御講師もお勤めくださいました。毎年、お忙しい思いをさせてしまい恐縮です。ご法体ご自愛いただき、来年14度目のご縁をお待ちしております。有り難うございました。
                               (住職記)

この記事が掲載されている寺報やすらぎ