年末・除夜会・元旦会 令和3年12月31日~令和4年1月1日

 年の瀬は、皆様もバタバタとお忙しいことと思いますが、お寺は12月24日がお煤払いの日であり、一年間の汚れを落とす大切な日であります。
 今年も婦人会、壮年会の皆様を中心に清掃奉仕をいただきました。綺麗な中で新年をお迎えすることが出来ました。ありがとうございます。
 大晦日の午後5時に、この1年を反省する意味を込めて「除夜会」を勤めています。今年も特に新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、大変な時間を過ごして参りました。来る年は良い年になるよう願いながらとお勤めいたしました。
 今年は、おまいりの後に、法務員の藤岡君に一年間の感話をしていただきました。

本格的な「おとき」とはいきませんが、おにぎりお煮染め、味噌汁をお作りいただき、お昼ご飯を間隔を開けながら、頂戴いたしました。

 それぞれご自分の持ち場でご尽力をいただきました。粟井さんは新年の立華を立てて下さりお寺の者は、法語カレンダーと寺報の発送作業を行いました。
いずれも年末の風物詩になろうとしております。

 さすがにご門徒さんも扱いがコワイということで内陣につきましては、寺内の者がお掃除をしています。
一年間のほこりを取り、阿弥陀様のお身体もお身拭いいたします。

 粟井さんが立ててくれた立華、婦人会有志の皆様がお作り下さったお餅をお供えし、新年のお荘厳が完成いたしました! 今年は赤の打敷をお掛けいたしました。

美しく荘厳された内陣(パノラマ撮影)

御代前荘厳

御開山荘厳

右余間荘厳 七高僧 聖徳太子 本願寺歴代宗主

左余間荘厳 安楽寺歴代住職

除夜会のおつとめ

元旦の立華とお荘厳

熱心にお話しする藤岡法務員

静かに新年を待つ安楽寺本堂

 元旦会は毎年午前8時にお勤めしております。早朝からのおまいり本当にご苦労様です!輝かしい新年のスタートをきり、コロナウイルスの早い収束を願いながらお勤めさせていただきました。
 娘も一緒に出勤させていただき、ご参詣された皆様とご一緒に「正信偈」をお勤めいたしました

 本堂でのお勤めが終わり、納骨堂へ移動しお勤めいたしました。先人の方々に新年を迎えられた慶びをお伝えしお勤めいたしました。
 終了後、ホールで門信徒を代表して、総代長の山根さんより新年のご挨拶をいただきました。

新年のご挨拶をされる山根 勸 総代長

 昨年はこれで終了となったのですが、今年はコロナが少し落ちつていたこともあり、サプライズで宝探しをしました!
 宝箱をみつけた方々だけに素敵なプレゼントをお贈りしました!

 突然の「宝探し」で戸惑っていた様子でしたが、探している途中から盛り上がってしまいましたね。短い間でしたが楽しい時間でした。早く「大千本引き大会」を復活したいと願っています。
 最後に御年始のお菓子をおひとりお一人に手渡しし、お開きとなりました。来年こそは少しでも普通の生活に戻っていて欲しいと願います。その為にはひとり一人の行動が大事になってくると思いますので、引き続き感染予防につとめましょう。 (住職記)

この記事が掲載されている寺報やすらぎ