仏教婦人会報恩講 令和5年12月16日

 毎年、年間最後の大きな行事となるのが当寺仏教婦人会主催の宗祖親鸞聖人報恩講です。コロナ禍以前は、ハンディのある方々が心を込めていろんな物を製作している小規模製作所の方々を招いて出店したり、合唱団シャンティのコンサートを開催したり、様々な催しを行っておりました。
 残念ながらインフルエンザも流行していることから、そのような催しは行わず、シンプルな形で法要をお勤めしました。ただ、4年ぶりに従兄弟や後輩の僧侶に出勤していただくことが出来ました。内陣には6人の結衆、そして導師を、明年3月に退職される藤岡法務員が勤めてくれました。とても緊張したようですが、そつなくこなしてくれました。
 法要終了後、会場を本堂からホールへ移し、藤岡君の5年に亘る安楽寺での軌跡をたくさんの写真を通して、お話し下さいました。ユーモアを交えひじょうに楽しいお話しでした。またどこかで機会を作って、本日来られなかった皆さんにお話しを聞いていただきたいと考えております。
 また、法要前にお寺のギンナンを販売し、その売上げを本年8月8日米ハワイ・マウイ島の山火事に起因する大規模火災で甚大な被害が出たハワイ開教区ラハイナ本願寺に寄付させていただくことになりました。
 まだまだ婦人会活動が通常通り行いにくい状態ではありますが、仏教婦人として、この報恩講を今年もお勤めできたこと、本当に嬉しく思います。いま出来る事を少しずつ再開して、これから仏教婦人としてどんな行動が出来るかを、あらためて考えさせていただく尊いご縁となりました。有難うございました。 (住職記)

御本尊荘厳 お花が綺麗でしたね

御本尊荘厳 お供物(餅 菓子 果物)

親鸞聖人前荘厳

4年ぶりに賑やかな法要でした

お詣りいただきました皆様と声高らかに「正信念仏偈」をお勤めいたしました

導師 藤岡 融也 法務員(佐賀県 真覚寺)

法要終了後、住職よりご挨拶をさせて戴きました

法要終了後、水口会長よりご挨拶をさせて戴きました

ホールに移動し、たくさんの画像を用いて藤岡君の5年間の軌跡を紹介してくれました!

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