連峰山 寶流寺前住職様 御往生 令和5年9月19日

 去る9月19日、連峰山寶流寺第三世住職、柴田薫心師( 院号法名 遊 法院釋薫心)が行年89歳にて往生の素懐を遂げられました。
 師は平成13年に往生した私の父と親友であり盟友でした。そして私共の結婚の際の仲人としてご縁を賜りました。
 僧侶の世界では、もうまもなく結成65年を迎える札幌近郊寺院の若手僧侶の会「正信会」の創設メンバーであり、札幌組の融和のために一方ならぬご尽力を賜った方であります。また僧侶の世界にとどまらず、市政に身を投じ、7期28年にわたり市会議員としてご活躍なさいました。(そのうち市議会議長を4年お勤めされた)
 豪快な雰囲気、そして繊細な心の持ち主でありました。本当に人徳のあるお人柄で、人を引きつける大変魅力のあるご挨拶が何より印象的でした。今後は仏様となられいつでもどこでも私達を照らし続けてくれることでしょう。ご家族におかれましては寂しい年越し、そして新年を迎えることと思います。柴田さんの思い出をたくさん語って下さい。意を尽くせませんがご報告とさせていただきます。
 最後に、「しー、やっと来たか。」「おう、また待たせたな。」と父と柴田さんのお浄土での会話を想像しながら筆を擱かせていただきます。 
長い間お世話になりました。有難うございました。        合 掌(住職記)

7期28年の永きにわたり市政に尽くされました。その間、持ち前のリーダーシップを発揮し、市議会議長を4年勤められました。(上の写真は正信会の仲間が議長室を訪問したときの画像です 親友だった安楽寺前住職と)

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