毎年、5月21日に、宗祖親鸞聖人のご生誕をお祝いする「降誕会(ごうたんえ)」と幼児が初めてお寺のご本尊に手を合わせるお式、「初参式(しょさんしき)」を併せて、当寺仏教婦人会主催のもと、お勤まりになりました。
数年前より幼稚園に通う子ども達、保護者の方々をお誘いし、毎年賑やかに、そして共々にこどもたちの健やかなる育ちを願うご縁として、お勤めさせて頂いております。
布教使には、7度目のご縁をいただきました十勝組光心寺 桃井信之先生に御出向いただきました。ご存じの方が多いと思いますが、先生は私の叔母であります三千世おばさん(当寺前住職の妹 光心寺前坊守)のご子息であり、私の従兄弟になります。子供の頃から大変優秀な方であり、先生を尊敬する学生、慕う先輩後輩が全国にたくさんおられます。
先生はお寺に戻られるまで、岐阜教育大学(仏教学)の助教授、龍谷大学(真宗学)の講師、京都女子大学(仏教学)の講師としてご活躍されておりました。自坊に戻られてからも、大変お忙しい中、自坊の護寺発展、そして宗派の内外を問わず御出向され、浄土真宗の根本をお伝え下さっております。
この度も、初めての方でも分かるように、難しい仏教用語をほとんど使われない御法話から、御参詣されましたご門徒さん、そして幼稚園の若いお母さん方には、普段の生活の中で、なかなか気づかない、気づけないでいた「大切なこと」に気づかさる貴重なご縁になったことでありました。
法要終了後に、婦人会三役の皆様と御礼のご挨拶をさせていただきましたおり、どうかこれからもこのご縁をいただけますようお願い申し上げ、来年もお約束させていただけました。いまから楽しみですね。法要の模様を写真にて掲載いたしましたのでご覧下さい。
(住職記)
幼稚園のこども達による食前の言葉
みなさんとおいしい食事をいただきました
司会 副会長 前田トキ子さん
参詣者代表による献華・献灯・献香・献具を行い
親鸞聖人御影前をお荘厳いただきました
今年も綺麗に飾られた親鸞聖人御影前
引き続き参加者全員による「花あかり」のお供えをいただきました
美しく飾られた本堂にて音楽法要をお勤めさせていただきました
初参式受式者による代表焼香
布教使 桃井信之 師(十勝組光心寺住職)
先生のお話を熱心に聞き入る参詣者