最終日は、「おあさじ」を午前7時30分よりお勤め致しました。報恩講の朝と親鸞聖人の御祥月命日にのみお勤めする「正信念仏偈 行譜」を朝早くからお集まり下さった門信徒の皆様とご一緒にお勤めいたしました。本当に有り難いことです。
経本をじっくり見て、正信偈行譜をお勤めいたしました
おあさじ(朝のおまいり)
法要終了後、御法話を一席いただき、朝食をいただきました。名物の朝食バイキングと納豆汁を美味しくいただきました!
午前11時より報恩講最後の御法要、満日中法要を当寺住職導師のもとお勤めいたしました。
引き続き、当寺第三世住職 和楽院釋徹之 法師 十三回忌法要を、相焼香である江別市眞願寺御住職様御導師によりお勤めさせていただきました。
十三回忌法要
前住職御忌前
御導師 眞願寺様
法要終了後、今年度の生前院号伝達式を執り行いました。今年は前号(第34号)で「生前院号をいただくまで」でモデルになっていただいた、河村 清・冨美子御夫妻様が、ご本山より院号をご下付いただきました。厳かな雰囲気の中、その伝達をさせてをただきました。
今年も三日間、まじなくお勤めさせていただいた報恩講。私達浄土真宗の門徒にとって一番大切な仏事と言えましょう。宗祖親鸞聖人のお徳を偲び、報恩の姿勢をあらわす大切なお講(集まり)であります。今後も工夫を重ね、初めての方でも気安くおまいりできるような空間を目指していきたいと考えております。これからも多大な御協力をお願いすると存じますが、年間で一番大切な行事です。安楽寺のご門徒ならば、お一人一座は必ずお詣りいたしましょう!
総代さん、世話人さん、そして婦人会の皆様には、大変篤いご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。有難うございました。
(住職記)
宗祖親鸞聖人への報恩のために、毎年、その忌日の六日前から忌日当日までの七昼夜にわたって営まれる仏事で、御正忌ともいう。現在京都のご本山では新暦により一月九日から十六日まで営まれております。
京都の本山、地方の別院(直属寺院)、そして一般寺院、近年、北海道では少なくなりましたが、ご門徒のお宅でもお勤めされるという、ひじょうに珍しい四層構造で営まれる仏事であります。
北海道は冬になると雪が降ってお詣りが大変ということもあり、夏から秋までの間に勤められるお寺が多く、また、年間の中で一番大きいお寺の仏事であり、参詣者の数も一番多い行事であります。当寺の日程は毎年九月五日~七日の三日間お勤め致しております。安楽寺のご門徒であるならば、お一人一座は必ずおまいりするようお願い致します。