本願寺第25代専如御門主 伝灯奉告法要記念 安楽寺第1団体参拝旅行記 平成28年11月18日~21日 1日目

去る11月18日から21日まで、本願寺第25代専如御門主様の伝灯奉告法要に記念参拝団をくみ、三泊四日の行程で、団体参拝旅行へ行って参りました。

行程中はとても良いお天気に恵まれ、専如御門主様の伝灯奉告法要に参拝できたこと、ご参加下さった皆様大変尊いご縁であったと喜ばれておりました。

写真を多く掲載し、分かりやすく致しましたので、どうぞご覧下さい!!

第一日目(11月18日)

早朝、午前6時30分にお寺に集合し、一路新千歳空港へ向かいました。朝日がとてもキレイでした。

午前8時30分発の飛行機に搭乗し伊丹空港へ向け、飛び立ちました。
空港からはジャンボタクシー二台に分乗し京都へ向かいました。

到着後、まずは腹ごしらえということで、この度のご法要に際し、特設された北境内地の休息所で昼食を取りました。

法要時間が近づき、境内は参詣される方々で、大変賑わっておりました。

この度は、近隣では滋賀県、遠くは九州、そして北海道、そしてなんと言っても北米開教区から多くの参詣者があり、国内、世界から合わせて1900名の参詣者数だったそうです。

本山の銀杏は、少し色づきはじめていました。これから黄色くなっていくんですね。

この度のご法要は、両堂(御影堂・阿弥陀堂)を使用しお勤めされる、大変大がかりな法要でありました。

私達は阿弥陀堂(正面に向かって右側)での参詣となりました。正信偈の依釈段まで阿弥陀堂にて御門主様が御登礼盤され、依経段から御影堂にて御登礼盤されるという「奉讃伝灯作法」が用いられました。

御影堂(左側)阿弥陀堂(右側)の法要前の様子。両堂共に満堂でありました。

法要終了後、引き続き「伝灯のつどい」が開催され、「大谷宗家」の皆様お揃いでお出ましとなり、御門主様より「お言葉」を頂戴いたしました。

 

温かい雰囲気の中で、「伝灯奉告法要」、「伝灯のつどい」が開催されました。あっという間の2時間でありました。

たくさんの参詣者で、順番に退堂しなけらばならない混雑具合でした。境内に出てから、国宝の「飛雲閣」や「唐門」、鐘楼堂や銀杏の木を眺めながら、本山を後にし、夕食時間までお土産を買ったり散策する時間とさせていただきました。

鐘楼堂

唐門

夕食は、「鳥岩楼」さんという鳥の水炊きのお店に行きました。前住職が大好きだったお店で、私も何度もお邪魔しておりますが、今回は6年ぶりに行くことが出来て、本当に良かったです。
京都は古来より、「かしわ」を食す文化だったのですが、同様に意外と思われる方が多いと思いますが、「お肉」を食すことがひじょうに多い在所なんですよ。

はじめて来られた方がほとんどで、「おいしい、おいしい」と言って大変喜んでくれました。

お店の方も久しぶりの再会を喜んでくれました。

前田さん、山田さん

ご夫婦で参加の黒田さん御夫妻

親子で参加の持本さん、三好さん

左から1人とばして間所さん

ご夫婦で参加の河村さん御夫妻

親子で参加の粟井さん

誕生日の前田さん

ご参加下さった前田トキ子さんが、なんとこの日が誕生日ということで、サプライズバースデーケーキをご用意し、皆さんとお祝いさせていただきました!! 前田さん、本当におめでとうございました!! 良い記念になりましたね!!

お食事後、朝早くから動いておりますので、余力がある方だけ夜の拝観(ライトアップ)に行きませんか?とお誘いしたところ、「ここまで来たんだから、どこまででもついて行く!」との力強いお言葉をいただき、全員で夜の紅葉がライトアップされている「永観堂」を参拝いたしました。この日が紅葉のピークであることを事前に調べておりましたので、近年見たこともないような素晴らしい光景を皆様と堪能できました。ご覧下さい!!

お天気が良かったとの週末でしたので、かなりの人数の見物客で、大変賑わっておりました。ご参加された皆さん、「本当にラッキーだった。」と喜ばれておりました。

ここが「永観堂」の一番の見どころである池です。池の水面に映る紅葉がなんとも言えない美しさでした。お寺の旅行の良いところは、行程にないことを皆さんと楽しめるところが一番良いところだと思っています。この度も、半分思いつきでお誘いして、皆さん全員が同じ所へ足を運んで、同じ素晴らしい景色を見ることが出来て本当に良かったと思います。一日目、大変お疲れになったと思いますが、無事に終えることが出来ました。お疲れ様でした。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ