最終日は、この永代読経会法要に併せて、この一年間で別納永代経懇志をお納めいただきました方々を対象とした「永代経開闢法要」をお勤め致しました。大切な方との別れの縁の中でお聞かせいただいたお念仏のみ教えが、永代にわたりこの安楽寺から聞こえ、そして念仏の道場として栄えますようにと、志をお納めいただきました皆様と共にお勤めをさせていただきました。
最終日は浄土三部経から「仏説阿弥陀経」を皆様とお勤め致しました
永代経顕彰額
法要に先立ち、永代経懇志をお納めいただいた門信徒の皆様を顕彰する「永代経顕彰額」の前で住職がお焼香させていただきました 続いて開闢法要に該当する門信徒の皆様にお焼香をいただきました
開闢法要に該当する門信徒の皆様には参詣者を代表して前方にお座りいただいております
最終日、開闢法要にあたり七條袈裟(礼装第一種)を付けさせていただき登礼盤をさせていただきました
法要終了後、住職より永代経開闢法要にあたりご挨拶をさせていただき、記念品を対象の皆様にお渡しし、休憩となりました。
この三日間、法要中常時換気を行っており、寒い思いをさせてしまって申し訳なく思いますが、安心して皆さんがおまいりできるように、これからも感染対策をしっかり行って行事を勤めて参ります!
2021秋季永代読経会布教使 三笠市 善行寺 名和 康成 師
布教使の名和先生におかれましては、優しい眼差し、やわらかなお言葉、そして大変分かりやすく浄土真宗の深きところをお紐解き下さりご教示をいただきました。ご参詣いただきました門信徒の皆様、本当に喜ばれておりました!また来年もこの永代経に御出向いただけることになりました。今から楽しみでなりません。ご法体ご自愛いただき明年もよろしくお願いいたします。有難うございました! (住職記)
本来は永代読経の意味で、寺院において故人の命日などに永代にまで読経することである。
一般の寺院では春秋に期日を定めて永代経法要を行う。他宗では追善供養の為とされるが、浄土真宗では追慕とともに、自分自身がお法り(仏様の教え)を聞く機会として意味づけられている