春季彼岸永代読経会 令和5年3月21日~24日 3日目・最終日

3日目 3月23日

三日目は「仏説阿弥陀経」を皆様とご一緒にお勤めいたしました 

 三日目は「仏説阿弥陀経」をおまいりいただいた皆様とご一緒にお勤めいたしました。阿弥陀経はもうみなさん読み慣れているので、こちらが引っ張られていく感じで、「スピードを抑えるのに必死でした」と節足を叩いた法務員の暉峻君が申しておりました。笑笑

法要終了後、住職よりご挨拶をさせていただきました。
ご法要の際に以前は回し焼香を使用しておりましたが、コロナ禍以来、すべての法要で出焼香にさせていただいております。

布教使 増毛 西暁寺住職 藤 順生 師

 熱心にご聴聞される姿がとても印象的な三日目のご縁でございました。布教使様は三日目も分かりやすく浄土真宗の深きところをやさしくご解説下さいました。有難うございました。

最終日 3月24日

最終日は「正信念仏偈作法」依用して皆様と共にお勤めいたしました

法要終了後、住職よりご参詣いただきました皆様へご挨拶をさせていただきました 

 春季彼岸永代読経会の結びのお勤めをさせていただきました。この春のお彼岸の法要は永代経も併せてお勤めさせて頂いております。 
 仏様のみ教えが永代に亘り受け継がれていくように、そして当寺護寺に尽力いただきました方々へ手を合わせ、感謝の心を、右余間に御安置した「永代経額」の前でお伝えさせていただきました。
 結願は登礼盤をさせていただき、ご参詣下さった皆様とご一緒にそして声高らかに正信偈をいただきました。  

布教使 増毛 西暁寺住職 藤 順生 師

最後の藤先生のおとりつぎを真剣な表情で聴聞される門信徒の皆様のお姿がひじょうに印象的な最終日でした

 最後のおとりつぎを賜り、コロナ禍4度目の「春季彼岸永代読経会法要」を無事にお勤めさせていただくことができました。偏に門信徒の皆様方、大変困難な状況にもかかわらずたくさんのご参詣、そして多くのご協力のお陰で無事に4日間お勤めさせていただきました。有難うございました。
(住職記)

 2020年の「秋季永代読経会法要」からご門徒の皆様からお集めさせていただく御仏供米を、事情があってお家にいられなくなったこども達の生活を支えている施設である熊本県水俣市の「光明童園(ひかりどうえん)」さんに、あみだ堂さんのご協力をいただき、子どもチャリティー事業の一環でお作りになっているレトルトカレーと共にお贈りさせていただいております。
 この度の「春季彼岸永代読経会法要」の際にお集めさせていただきましたお米も4月18日にカレーと共にお贈りさせていただきました!「光明童園(ひかりどうえん)」の施設長は京都時代の私の同期で、母体は水俣の西念寺さんというお寺です。現在、私達の宗派では「こどもの貧困問題」に注視し、全国的にこの問題に取り組んでいます。
 また、ロシアの突然の侵攻により、長い間苦しい時間をお過ごしになっているウクライナ支援として、大使館へ直接、皆様方のお心をお分けし、また大きな被害が出たトルコ・シリア地震の支援として、同じく皆様方のお心を大使館へお贈りいたしました。
 世界規模で助け合いが必要な世の中となってまいりました。当寺では出来る限りのお手伝いをしていきたいと考えております。今後も門信徒の皆様の特段のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

無事に届いたお米とカレー、そして寄せ書き(秋季永代経)

ウクライナ支援

トルコ/ シリア地震支援

この記事が掲載されている寺報やすらぎ