春季彼岸永代読経会 平成31年3月21日②

法要第一日目はたくさんのご参詣の皆様と共に「仏説無量寿経」をお勤め致しました。

この春から法務員としてご勤務いただいております藤岡融也師(佐賀県 真覚寺)よりご挨拶をいただきました。

皆さん真剣にご聴聞されておりました。

布教使 増毛 西暁寺住職 藤 順生 師

 春彼岸初日、藤先生から、高座説教をいただきました。
 昨年からこの初日に高座説教をいただくお約束をしておりました。
 昔々はどこのお寺でもこの高座を用意し、お説教をいただいたとお聞かせ頂いておりましたが、いざ実際に高座でのお説教をいただくと、何かしら身の引き締まるような思いでありました。この高座でお説教する姿が、いまの落語に繋がっていったのです。
 門信徒の皆様のご様子を窺うと、先生のご法話を聞き漏らさぬようにという真剣な眼差しと空気感を感じました。大変有り難いご縁でしたね。

ただ、高座から降りるのが大変そうでした。総代さん二人が手伝ってくれていましたね。

お彼岸初日は参詣者が一番多いので、帳場(受付)の皆様も大変そうでした。有難うございます!

 夕刻より、落語家の「桂 三段」さんをお招きして「おてらくご」VOL3が門信徒の皆様と地域の方々も含めて開催されました。
 今年は社会問題となっている「振り込め詐欺」の啓発になればと考え、三段さんの持ちネタの「振り込め詐欺」という演目をお願い致しました。おもしろおかしく、気をつけなければならない大事なことを伝えてくれましたよ!他にも古典落語から「時そば」など、落語の真髄の演目もご披露下さいました。
 夕刻から激しい雨となり、心配しておりましたが、たくさんの方々がお忙しい時間にもかかわらずお越し下さいました。

三度目のご縁をいただきました桂 三段さん

創作落語「振り込め詐欺」をご披露下さいました!

スタートから笑いが止まりませんでした!

創作落語でお母さん役を演じる三段さん

本堂内は笑いの渦に巻き込まれました! あらためて「笑うこと」って大事だなあと感じました!

雨にも負ケズ たくさんのご来院をいただきました

受付でお手伝いをいただきました中野さんと樋口さん有難うございました!

二席目も笑いが止まりませんでしたね! 笑いすぎで泣いてる方もいらっしゃいました!

 お説教も落語も二席行うんです。やはりお説教から落語へと進化していったのですね。二席目にお着物を召し替えて下さいました。紺色のお着物がとってもお似合いでした。後席は「古典落語」をご披露下さいましたよ!
 終了後は、お客様をお見送りして、おひとりお一人と固い握手を交わしておられました。来年も春のお彼岸の中日に開催予定です。楽しみにしていてくださいネ。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ