秋季永代読経会 平成30年11月28~30日 3日目

最終日 11月30日 お勤め「仏説阿弥陀経」

 最終日は、この永代読経会法要に併せて、この一年間で永代経懇志をお納めいただきました方々を対象とした「永代経開闢法要」をお勤め致しました。
 大切な方との別れの縁の中でお聞かせ頂いたお念仏のみ教えが、永代にわたりこの安楽寺から聞こえ、そして念仏の道場として栄えますようにとの志をお納めいただきました皆様と共にお勤めをさせていただきました。

別修永代経をお納めいただいた方々を顕彰する「安楽寺永代経額」

永代経をお納め頂きました方々が顕彰されている「永代経顕彰額」の前で住職がお焼香し、法要がお勤まりになりました。

三日目は浄土三部経から「仏説阿弥陀経」を皆様とお勤め致しました

対象者の皆様には法要中、右余間に御安置した「永代経額」の前でお焼香を賜りました

布教使 滋賀県 明楽寺住職 鈴木善隆 師

 布教使の鈴木善隆先生おかれましては、遠く滋賀県よりご出向いただき、懇切丁寧に、そして時に厳しく、時にユーモアを交え、私自身としては布教法の再確認をさせていただくことが出来て、本当に有り難いご縁でありました。またご門徒の皆様には、浄土真宗の深きところをやさしくお紐解き下さいましたこと、篤く御礼申し上げます。
 法要終了後に、お集めさせていただいた御仏供米を総代、世話人さん、婦人会、壮年会の皆さん総出で米袋に詰め直し、これからの行事でお供えする御仏飯として、、またいただく大切なお米として保管致しました。ご協力有り難うございました。今年も無事に永代読経会法要、終了致しました。

永代経とは

 本来は永代読経の意味で、寺院において故人の命日などに永代にまで読経することである。一般の寺院では春秋に期日を定めて永代経法要を行う。他宗では追善供養の為とされるが、浄土真宗では追慕とともに、自分自身がお法りを聞く機会として意味づけられている。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ