春季彼岸永代読経会

今年も春のお彼岸を迎えさせていただく時節となりました。浄土真宗でいただく「お彼岸」は「亡き人を通してこの私が仏法(仏様の教え)を聞かせて戴くご縁、大切なことに気づかせて戴くご縁に遇わせていただいた」という感謝のお気持ちを持って過ごす大切な仏教週間であります。昔の人たちは西に沈んでく太陽を西方極楽浄土と呼び、この一年間で一番太陽が高い位置にある季節に、このご縁を大切にいただかれたのでありました。この度特に、初めて大切な方とのお別れのご縁をいただかれた皆様には、この春彼岸、そしてこれからお迎えするお盆や秋季彼岸会、その他のご法要も、大切なご縁として受け止められ、亡き人を通して大切な事に出遇って行く時間として戴きたいと心から念願することであります。感染対策を講じながら、皆様が安心してご参詣出来ますよう準備をしてお待ちしております。

※感染対策を講じてお勤め致します。ご参詣なさる皆様にはマスク着用、入り口での指手消毒・検温にご協力下さい。

【日程】

3月21日(火) 午後1時半より勤行「仏説無量寿経」

引き続き「おてらくご」vol6開催

3月22日(水) 午後1時半より勤行「仏説観無量寿経」

3月23日(木) 午後1時半より勤行「仏説阿弥陀経」

3月24日(金) 午後1時半より勤行「正信念仏偈」

布 教 使 増毛 西暁寺住職 藤 順生 師

先生は身近なお話を通して、浄土真宗の深きところをとてもわかりやすく明瞭にご解説くださいます。今年も21日のお中日には「高座説教」を頂戴いたします。昔懐かしいスタイルでおとりつぎをいただきます。新たに門徒となられた方々にも大変良いご縁になると思います。たくさんのご参詣をお待ちしております。

 

 

 

 

 

御仏供米(おぶくまい)袋は当寺では古来より、春のお彼岸・秋の永代経の際に、仏様に御供えするお仏飯「おぶっぱん」としてご門徒の皆様からお米を集めさせていただいております。そのお米を入れる袋を御仏供米袋といいます。また、毎月16日の親鸞聖人命日講「めいにちこう」や年間の各御法要のお斉(おとき。食事)の際にもこのお米をおまいりいただいた皆さんと頂戴しております。ただ、もうしばらくはコロナの心配もありますことから、おときをいただくことが難しいと考えております。今年も昨年の秋季永代読経会に引き続き、宗派の児童養護施設へお送りしたいと考えております。特段のご協をよろしくお願いします。

昨年の秋の永代経の際にお集めさせていただきました御仏供米とあみだ堂仏具店さんのオリジナルカレー、そしてご門徒さんからジャガイモのご提供(いたむので先にお送りさせていただきました)をいただき、一緒にお送りさせていただきました。とても喜んでくれたようです。春のお彼岸もお集めさせていただきました御仏供米とあみだ堂仏具店さんのカレーをお贈りしたいと考えていますが、ほかに野菜やお菓子などお裾分け出来るものがあれば是非ともご協力を願いいたします。

志納袋(しのうぶくろ)は志をお寄せ戴くために同封させていただきました。古来より諸行事の際に、ご門徒の方々からお寄せ戴いた志によって、布教使様の御礼や法要の際の仏様のお荘厳、お供えのお華、蝋燭、お香といったもの、又、法要にご参詣いただきましたご門徒の皆様への茶菓等をご用意するために使わせて戴いております。つまり浄土真宗のご法要は皆さんのお心、みなさんのお気持ちで創り上げるものなのです。

またこの度は昨年に引き続き、未だ止むことのない戦禍が続くウクライナへの支援、そして大変大きな被害をうけているトルコ・シリア地震の温かいご協力、温かい心をおわけ下さい。いずれも大使館へ直接送金する予定であります。どうか特段のご協力をお願い致します。

※昨年、ウクライナ大使館が開設した口座へ直接お振り込みいたしました。トルコ大使館も口座を開設しておりますので、そちらへ直接お振り込みする予定であります。

振込用紙は、ご都合がつかずおまいり出来ない方々、またコロナが心配でおまいりに来られない方のために同封いたしました。なるべく3月24日までにお振り込みいただきますようご協力お願いいたします。

 


法要・法座のご案内
安楽寺では毎月5日の常例法座、16日の親鸞聖人のご命日に命日講(めいにちこう)という行事をお勤めしています。
また、私たち浄土真宗の門徒にとって一番大切な仏事である報恩講(9月5日~7日)の際は、全国各地より布教使様にご出向いただき、浄土真宗の真髄をおとりつぎいただいております。
安楽寺の法要・法座はどなたでもご参加いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。