今年も当寺の年間最大の仏事である「宗祖親鸞聖人報恩講」を9月5日から7日の日程でお勤めさせていただきました。
この度から法要開始時間等を通常通りといたしましたが、やはり「おとき(お食事)」の再開が難しく、ご出勤下さる法中の皆様にはお弁当をご用意し、門信徒の皆様には、中日(6日)の夕食(カレーライス)だけご用意をさせていただきました。今後は「おとき(お食事)」の対応が課題となってくるかと思います。ご法要も座数を2座減らす形となりましたが、少しずつ以前のような形で報恩講をお勤めすることが出来ました。偏に、総代さんをはじめ、役員の皆様方、そして門信徒の皆様方のご理解とご協力があり、無事に法要を円成することが出来ました。
布教使様には遠く島根県より村上 元 師(妙壽寺住職)にご出向を賜り、おとりつぎのご縁をいただきました。待望の報恩講布教を賜り、門信徒の皆様も大変喜ばれておりました。また、法要に花を添えるために、昨年から復活させていただきました雅楽の奏楽もいただき、大変賑々しい三日間となりました。いつもの通り写真をたくさん掲載して、法要の模様をお伝えいたします。 (住職記)
報恩講前日に壮年会の皆さんに、境内清掃やのぼり、本堂の幕、そして昨年新たに新調した塀に掛ける幔幕掛けなど、今年も大変お暑い中お手伝いをいただき、本当に助かりました!特に幔幕を掛けるために外塀の清掃から始まり、することがあり過ぎて、申し訳ない感じでしたが、さすが壮年会のみなさん!あっという間に作業が終わり、明日の本番を待つだけとなりました。
塵一つない美しい境内
めずらしく快晴となり、法要初日を迎えました!今年はキッチンカーを沢山お招きして、いつもより境内が本当に華やかでした!ご近所の方々も駆け付けてくれ、大変賑やかな中に初日を迎えられました!
まだまだ暑い日が続き、早めに来られた河村さんご夫妻は二人仲良くかき氷を召し上がっておられました!
本当に仲が良いですね~
呈茶接待の冷茶とお菓子
住職がお盆明けに京都に出向き直接買い求めて参りました。しかも100 名分を送らずにスーツケースに詰めて自分の手で持ち帰りました!(誰かほめて~)
初日の午前中に、厚別幼稚園・第2あつべつ幼稚園のこどもたちが、報恩講におまいりに来てくれました。お光り(花あかり)やお花、お供物、お香をお供えして、正面をきれいに飾ってくれました!
布教使の村上先生からしんらんさまとののさまのお話しをお聞かせいただきました。こども達は真剣な眼差しで、うん、うんと頷きながら聞いておりましたよ。
最後に一人ずつお焼香をして、総代さん、壮年会のおじさん達から、「よくおまいりしてくれたね!」と参拝のおみやげとしてお菓子をこども達に配っていただきました!
お昼頃になると、参詣される方々で賑やかになって参りました。今年もおまいりされる皆様に楽しんでいただけるようにお抹茶の接待や、いろんなキッチンカーに来てもらい、境内が本当に華やかでした!
1階ホールでの呈茶接待
境内でのキッチンカー販売
本堂は深夜までかけて、美しくお荘厳させていただきました。チラッとご覧に入れます。
御本尊の荘厳 今年も総代の粟井さんが立派な立華をたててくれました! 御年92 歳です!
御代前の荘厳
右余間の荘厳 今年は讃嘆衆(雅楽)用の舞台をご用意いたしました!
左余間(歴代住職)の荘厳
親鸞聖人前の荘厳
法要開始時間が迫って参りました!法要が始まる前に会奉行(えぶぎょう)様から、ご出勤賜りましたご法中の皆様に法要のご説明をいただきます。一番緊張する時間です。
会奉行の豊滝 清勝寺御住職 岡様より法要の説明をいただきました。
(右は会奉行補佐の西区西町 證誓寺副住職 出倉様)
初日の司会をお勤めくださった樋口 恵司さん(仏教壮年会)
法要を取り仕切って下さる会奉行の岡さん(清勝寺御住職)来年で会奉行を引退される予定であります。大変長い間お世話になりました。来年のご法要までよろしくお願いいたします!
初逮夜法要 導師
長尾 光雲 師(福住寺副住職)
ご法話終了後、ご参詣いただきました皆様にお土産のお菓子をお配りして本日の法要プログラムの全てが終了いたしました。総代さんをはじめ、婦人会・壮年会の皆さまのご協力により、無事初日のご縁をお勤めすることが出来ました。有難うございました。