宗祖親鸞聖人報恩講 令和6年9月5日~7日 その3(9月6日今年度門信徒物故者追悼法要「灯火のつどい」)

「灯火のつどい」のお手伝いに来てくれた宗門校の札幌龍谷高等学校宗育局の皆さんも沢山食べてくれました!

 午後4時半頃から、この度唯一の「おとき」の時間となりました。まだ手作りは時期尚早との判断で、皆さんご存じの「CoCo壱番屋」さんのご協力をいただき、カレーソースを運んでいただき、ごはんだけは婦人会に炊いていただき、皆さんで美味しくカレーライスをいただきました。大変美味しかったと喜んでくださいました。

 その頃本堂では、総代の粟井さんが「灯火のつどい」用の荘厳壇にお花を活けてくれていました。さすがの早業で、あっという間に美しい荘厳壇が出来上がりました。

 午後6時より、初夜法要「今年度門信徒物故者追悼法要」を音楽法要にてお勤めいたしました。
 御往生された大切な方のお名前が入った「灯び」(法名と俗名)をご参詣いただきました皆様方を代表して、亡き人へ思いをはせながらご遺族の皆様にお供えいただきました。

「灯び」をお供えされる物故者ご遺族の皆様

 続いて、ご遺族ご家族の方々、そして一般参詣者の皆様にも花あかりの灯火をお供えいただき、正面の荘厳壇を美しく飾っていただきました。

札幌龍谷高等学校宗育局の学生さんが参詣者へ「灯火(花あかり)」を配るお手伝いをしてくれました

美しく飾られた荘厳壇

物故者の法名・俗名が入ったクリスタルグラスに灯された
お光りをご遺族代表者にお供えいただきました

 参詣者の皆様にお光りをお供えいただき、美しく輝く本堂で、亡き人の御遺徳を偲びながら音楽法要をお勤めいたしました。
 布教使様からご法話を頂戴し、讃嘆衆の皆様に追悼楽を演奏いただきました。はじめて追悼の雅楽を聴いた参詣者の一人が、「とても感動した。今日おまいりに来て本当に良かった。」と仰ってくださったのが大変印象的でした。
 法要の結びに、こちらは希望者だけでしたが、生前の懐かしいお姿をスクリーンに投影して、参詣者全員で追悼させていただきました。

お手伝いをいただきました札幌龍谷高等学校宗育局の学生さん達と記念撮影をしました

 最後にご参詣いただきました皆様にお焼香をいただき、結びとなりました。
 あらためて亡き人を偲び、亡き人から賜った大切なお教えを確認する大切なご縁でありました。ご参詣いただき誠に有難うございました。
 無事に二日目が終了いたしました。

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