秋季永代読経会 第1日 令和元年11月28日~30日

 去る11月28日~30日の日程で、「秋季永代読経会法要」をお勤め致しました。布教使には、28・29日の二日間を昨年の報恩講以来となります奈良県 圓光寺住職 和氣秀剛 師に、そして30日の「永代教開闢法要」には富山県 妙傳寺 四下 順文 師にご出向いただきおとりつぎのご縁を頂戴いたしました。
 和氣先生におかれましては、昨年の報恩講は胆振東部地震の影響もあり、布教使様には満足なおとりつぎをいただける環境を作れなかったこと、本当に申し訳なく思っておりました。この度のご縁でその思いを払拭させたいと、張り切って寺内一同、準備をさせていただきました。また、四下先生におかれましては、毎年、報恩講の讃嘆衆(楽人)としてご出向いただいておりますが、布教使としては初めてのご出向のご縁を賜りました。
 お二人共に、広い知識を持って、浄土真宗の深きところをやさしくやさしくお紐解き下さいました。
 初日は、残念ながらあいにくの雪模様となり、和氣先生がはじめに、「私が北海道へ来ると台風は連れてくるわ、地震は起こすわ、雪は降らせるわ、本当に申し訳ありません。」と冗談からスタートしてくれ、緊張をほぐしながら大切なコトを皆様にお伝えくださいました。

〈第一日目〉(11/28 お勤め「仏説無量寿経」)

初日はあいにくの雪模様となりました

初日は浄土三部経から「仏説無量寿経」を皆様とお勤め致しました

皆さん頑張って読んでくれましたね!

布教使 奈良県 圓光寺住職 和氣 秀剛 師

身振り手振りを交えて一生懸命にご解説くださいました

 ひじょうに和やかな雰囲気の中でご法話を頂戴致しました。一生懸命に身振り手振りを交えてお伝えくださる先生の姿に、皆さん大変感銘を受けておりました。総代さんのおひとりが、「本当に分かりやすいわ-、でも門から出たら忘れっちゃうんだよな-。」と冗談を言っておられましたが、先生の明快な解説に喜んでおられる姿が印象的でした。
 初日からたくさんのご参詣を賜りました。有り難うございました。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ