秋季永代読経会 第2日 令和元年11月28日~30日

〈第二日目〉(11月29日 お勤め「仏説観無量寿経」)

 今年も総代の粟井さんがお華を立ててくれました。五具足(蝋燭1対、お華1対、香炉)でお供物は、秋の味覚で揃えてみました。
 果物3対、クルミ、栗と今年も沢山実った境内の銀杏の実をお飾り致しました。秋の風物詩ですね。

ご本尊の荘厳

お供えは左からブドウ、柿、リンゴ、銀杏、クルミ、栗、前卓に銀杏、12具6対 秋の味覚を揃えてみました

別修永代経をお納め頂いた方々を顕彰する「安楽寺永代経額」にも秋の味覚をお供え致しました

 永代経の二日目のご法要前に幼稚園のこども達が、老人クラブやお年寄り対象のミニ発表会のお誘いに来てくれました!かわいらしい踊りを披露してくれご門徒の皆さん、拍手喝采で大変喜んでくれました。
 以前より近隣のお年寄りとの密接な関係を幼稚園では育ませていただいております。独居のお年寄りも増えております。少しでもこのようなお誘いをして、寂しくならないようにつとめてご案内をさせていただいております。
 ミニ発表会当日も沢山の老齢の方が駆けつけてくださいました。

二日目は浄土三部経から「仏説観無量寿経」を皆様とお勤め致しました

「観無量寿経」は読みにくいので皆さん大変だったと思いますが、がんばってついてきてくれましたね!

布教使 奈良県 圓光寺住職 和氣 秀剛 師

 二日目のおとりつぎは、ご聴聞される皆様の表情を見れば一目瞭然で、時間が惜しいくらい、あっという間に終わってしまいました。先生の明快なご解説に、「うん、うん」と頷かれる姿が、それを表しておりました。
 先生は、翌日に仏前結婚式の司婚者という大役をお勤めすることとなっており、ご法座終了後、すぐに空港へ移動され、帰路につかれました。
 大変名残惜しいことではありましたが、次のご縁は、「2023年 令和5年の報恩講」であります。ちょうど親鸞聖人の「御誕生850年」の大法要がお勤まりになる年であります。どうか皆様、体調に留意され、再び遇えるご縁を楽しみにしていて下さい。この度は本当に有り難うございました。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ