宗祖親鸞聖人報恩講 令和4年9月5日~7日 9月5日②

9月5日 初逮夜法要

初日のお勤めは「正信念仏偈 草譜 和讃六首引き」」をおまいりいただきました皆様とお勤めいたしました。調声人を法務員の藤岡融也氏が勤めてくれました。佐藤さんは三日間総合司会を勤めてくれました!

美しくお飾りをされた本堂にてお勤めさせていただきました

今年度報恩講布教使
山口教区 岩国組 教法寺
筑波 敬道 師

 筑波先生による二席の布教のご縁はあっという間に過ぎました。今年は午後5時から今年度門信徒物故者追悼法要をお勤めする予定でしたので、しばしの休憩時間をいただきました。これでお帰りになるご門徒様には京都のお菓子をお土産としてお持ち帰りいただきました。

 午後5時より、「今年度門信徒物故者追悼法要」を音楽法要にてお勤め致しました。
 本来ならば、当寺住職が導師にてお勤めいたしますが、今回は佐々木法務員を導師として声高らかにお勤めいたしました。
 御往生された大切な方のお名前が入った「灯び」(法名と俗名)をご参詣いただきました皆様方を代表して、亡き人へ思いをはせながらご遺族の皆様に御供えいただきました。

「灯び」をお供えされるご遺族の皆様

 コロナ禍3年目となった今年も、ご一緒に音楽法要をお勤めしたいという思いがあり、まず初めに佐々木法務員を中心とした三人(佐藤法務員・藤岡法務員)で音楽法要をお勤めさせていただきました。
 その後、物故者のご遺族の皆様に「灯び」(法名と俗名)「水あかり」をお供えいただいた美しく飾られた荘厳壇の前で筑波先生にご法話をいただきました。大切な方を亡くされた方々がたいへん多く参詣されていることもあり、涙を流しながらご聴聞されているお姿がとても印象的でした。
 法話終了後、ご遺族の皆様にゆっくりとお焼香をしていただき、婦人会・壮年会の皆さまの協力のもと、無事初日のご縁をお勤めすることが出来ました。今回は住職をはじめ寺族の方々が不在という不安がある中で、それを補ってくださるようお手伝いをしていただいた婦人会・壮年会・ご門徒の皆さまのおかげで何とか初日のご縁を無事に終了できたことに大変感謝しております。有難うございました。

この記事が掲載されている寺報やすらぎ