故人への“冷たい仕打ち”?……死の受け止め方

人は、自分の力ではどうすることもできない“望ましからざる出来事”が起こったり、またその怖れがあると、とたんに神経質になり、不安にかられてあれこれと形や行為にこだわるもののようです。 “死”にともなう一 …

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死んだらお仏壇を閉める?…臨終勤行で

死亡の知らせを受け、臨終勤行(「枕経」)にお参りしますと、お仏壇のある部屋に遺体が安置されているにもかかわらず、そのお仏壇の扉が閉められていることがしばしばあります。其の半面、遺体の前には葬儀社が用意 …

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葬儀の時だけお寺が必要? 葬儀とお寺

これまでまったく縁のなかった方から葬儀を頼まれたことがあります。日頃からお寺に関わっているわけではありませんので、中には“我が家が何宗”なのかわからず、「とにかく仏教なんだから何宗でもいいや」と“急場 …

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宗教の異なる家族が死んだら…(葬儀と宗教)

家族の間で異なる宗教を信じていたり、あるいは“無宗教”という人がいる場合、その方が亡くなれば、葬儀はどうすればよいでしょうか。 一般的に言って、さけて考えられないことは“故人の意思”だと思います。まし …

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院号を付けると「位」があがる?「居士」や「大姉」は?

法名をいただいていないご門徒が亡くなりますと、導師を務めるご住職がご門主に代わって「おかみそり」(帰敬式)を行い、法名を授けることになりますが、その際、遺族の方の要望で「院号」を法名の上につけることが …

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“友引”は「友を引く」?……葬儀の日取り

「友引の日に葬儀を行わない」という風潮はかなり広まっているようで、友引に当たれば、その翌日に葬儀を延ばす方が多いようです。なぜ避けるのかと言えば、友引は「友を引く」と書き、「その日に葬儀をすると、死者 …

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一軒に二つのお仏壇が… 仏壇が二つ

昔ならば、何代にもわたって住んでいた家も、近頃では人びとの稼動が激しく、一人住まいであったり、核家族であったり、時には三世代同居であったりと、形がさまざまに変わってきています。そんな状況ですから、お仏 …

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