できれば避けたい併修……法事の日取り

 お寺に法事を依頼されるご門徒に、最近、二つの目立った傾向が見られます。一つは、日曜祝日を選んで日取りを指定すること。もう一つは、複数の個人の併修(へいしゅう)が多くなったことです。  日曜が多いのは …

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年忌法要は追善供養?……法事の意味

 法事と言えば一周忌、三回忌とかの年忌法要(年回法要)を思い浮かべる方が多いことでしょう。  年忌法要は、亡くなって一年後に勤めるのが一周忌、二年後が三回忌、六年後が七回忌で、以後十三回忌、十七回忌… …

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お墓には夫とともに先妻が……倶会一処の世界

 数年前にご主人を亡くされたある女性が、ふとこんな胸の内を明かしてくれました。  「私も年をとり、時どき死んでからのことを考えるんです。お墓には主人と先妻さんがすでに入っていますので、私が死んでも、せ …

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お墓にヒビが入った…! 墓相が気になる?

 ある人がお墓を建てたところ、軸石にちょっとしたヒビのような筋が入っているのに気づき、新しい石に取り替えました。しかし、一年もたたないうちにまた筋が入ったので、「きっとこれは故人がこの場所を嫌っている …

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分骨は“身を裂く”行為なのか…? 仏縁を増す

これもあるご婦人の相談です。 「主人が亡くなり、その遺骨をご両親の要望もあり、故郷のお墓に納めることになりました。しかし、何分にも遠いところで、なかなかお参りに行けそうもありません。また息子もこちらで …

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姓の違う故人の納骨は…? 遺骨を仏縁に

ある女性が涙ながらに、こんな相談を持ちかけてきました。 「先方のご両親の反対を押し切って結婚した娘が先日亡くなり、葬式をすませたのですが、遺骨は婚家のお墓に入れてもらえず、かといって、我が家のお墓にも …

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「先祖の霊を慰めていました」?…お墓に参る

お彼岸やお盆の時期になると、これまでひっそりとしていた墓地に参拝者がどっと訪れ、あちこちで手を合わせる光景が見られます。「彼岸」や「お盆」という仏教行事を通してではありますが、さめた現代人でもさすがに …

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